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2008-02-11 Mon 13:41
バレンタイン企画、私の担当は取り敢えず終了。 グラ+刹が書けなかったのが心残りです。 あとは桐生のをお楽しみ下さい。 拍手もぱちぱちありがとうございます。 今回は短期集中で放送終了まで更新頑張る予定です。
以下、「悪意の矛先」のユニオン派生ネタ。短いです。
「大丈夫なのかい、グラハム」
帰投してすぐに医務室に運ばれたエースパイロットを見舞いに、 カタギリがドアを開けば、碧眼の瞳が彼を出迎えた。 グラハムは見た目には外傷がなく、負傷した訳ではないらしいと知れる。 心持青白い顔をしているが、上体を起こす程度には回復していた。 カタギリは手近にあった椅子を引き寄せて、ベッドの隣に腰掛けた。
「また無茶をして。肺を潰す気かい」 「……フラッグの性能を最大限引き出してやれない私が口惜しい」 「君は十分良くやっていると思うよ」 「こんなものでは駄目なんだ、カタギリ」 「グラハム……」
搾り出すように呟かれた言葉に、カタギリは沈黙した。 瞑目するグラハムの横顔は、自己の不甲斐なさに彩られていた。 パイロットの安全性を無視した設計のカスタムフラッグは、 確かに従来のフラッグよりも動きに幅が出来た。 それを駆るグラハム自身の腕も合わせてガンダムと対峙する力を得たが、 無理を押し通しての操縦には限界がある。 引き際を弁えているグラハムは、何度その悔しさを飲み込んだことか。 そんな姿にカタギリももっと頑張らねばと再確認させられる。
「私はフラッグでガンダムを倒すと誓った。 ――共に戦ってくれるか?」 「勿論だよ」
真摯な瞳をしっかりと受け止めて頷いた。
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